【作家訪問】見野大介さんの工房へ|奈良・川西町の新たな制作拠点で出会う美しき釉薬の世界

見野大介アイキャッチ画像
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緑豊かな奈良・川西町へ

まだまだ残暑が厳しかった8月のある日、
奈良県磯城郡川西町に工房を移された見野大介さんを訪ねてきました。

見野大介さん

周囲はのどかな田園風景に囲まれ、風に揺れる緑がとても気持ちいいエリアです。

新築の工房で、のびのびと作陶

見野さんの新しい工房は、まだ木の香りが残る心地よい空間。
見た目はとてもすっきり片付いていますが、実は「まだ未完成」とのこと。
これから棚なども広げていかれるそうです。

すっきりと片付いた見野大介さんの工房の様子

整った空間に立つと、自然と「見野さんの作品らしさ」が納得できる気がします。
無駄を削ぎ落とした端正なフォルムは、この工房から生まれるのですね。

家族との暮らしと、工房の日常

奈良での生活は快適そのもの。
ご家族と一緒に、自然に囲まれた環境で子育てをしながら、のびのびと作陶されているご様子。
そんな日常の中で、作品が育まれているのが伝わってきました。

工房内には、引きたての作品や釉薬をかけ終えた器たちが並び、まさに制作の真っ只中。

次の工程を待つ見野大介さんのうつわたち
見野大介さんのきれいに重ねられたうつわたち

窯は別棟に2基。訪問時はちょうど焼成中で、工房内も窯の熱気がじんわりと…!

見野大介さん別棟の2基の窯

深く美しい釉薬の世界

工房の一角には、焼きあがった作品が静かに並んでいました。
中でも目を引くのが、美しい釉薬の表情

見野大介さん作品1
見野大介さんうつわたち2

見野さんの釉薬は、京都で学ばれた師匠の影響を受けつつも、
独自に調合を重ねて完成させたオリジナルのものばかり。

  • 瑠璃鶲(るりびたき)釉
  • 鳩羽(はとば)釉
  • 樫灰(かしばいゆう)釉
  • 翠(かわせみ)釉

どれも深みのある色合いと、焼成による窯変の景色が魅力。
お料理を引き立て、日常の器としても使いやすい仕上がりになっています。

一つひとつのうつわに、それぞれ違った「景色」が生まれることも、大きな魅力のひとつです。

陶和にも見野さんのうつわが届きます!

現在、見野大介さんのうつわは陶和でもお取り扱い予定です。
入荷はもう少し先になりますが、今からとても楽しみにしております!

見野さん、お忙しい中ご案内くださり、ありがとうございました。
整えられた空間と、丁寧な制作の様子に触れ、あらためて作品の魅力を実感できた訪問となりました。


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