目次
信楽のあたたかな一日、作家さん訪問の旅へ
2月末とは思えないほどポカポカ陽気の一日。
コートもいらず、春の気配を感じながら
信楽の作家さんたちを訪ねる旅に出ました。
まず訪れたのは、古谷浩一さんの「古谷製陶所」。
ギャラリーには優しい粉引きの色合いが美しい新作のうつわが並び
どれにしようか迷いながらも、心惹かれる一枚を選ばせていただきました。
古谷製陶所の工房で出会った、ものづくりの現場
ギャラリーの奥には工房があり、いくつもの大きな窯が並んでいます。
焼きあがった器の手入れをしている方、釉掛けの作業をしている方
皆さん忙しく働かれていましたが、どの方も手を止めてご挨拶をしてくださいました。

道に迷いながらたどり着いた、堂本正樹さんの陶房へ
次に向かったのは堂本正樹さんの陶房。
少しわかりにくい場所にあり
道に迷ってくるくると同じところを回ってしまいましたが、ようやく到着。
いつも忙しそうで
「追いついてないんですよ~!」と迎えてくださった堂本さん。
そんな堂本さんから、無理を言っていくつかのうつわを分けていただき
連れ帰ってきました。

張り詰めた工房の中で生まれる、ぬくもりあるうつわたち
工房の中は
ろくろ作業中の作品や型にはめているもの、乾燥中、釉掛け準備中のうつわが
所狭しと並び、緊張感のある空気に包まれていました。
その様な空間から
このあたたかいうつわが、うまれていることに感激しながら
信楽を後にしました。
帰り道、夕焼けがとてもきれいで
心が満たされる一日となりました。
作家の皆さま、お忙しい中、お時間とってくださり
本当にありがとうございました!