土鍋と言えば廣川純さん
信楽の廣川純さんと言えば『土鍋』
ご自身『強化耐熱料理土鍋を専門に作る陶芸家』と名乗って、耐熱土鍋を40年以上作り続けていらっしゃいます。
「空焚きもできるように作っているので、いわゆる鍋料理だけじゃなく、炒めたり、焼いたり、蒸したり、和洋中様々な家庭料理に土鍋を活かしていただきたい」とおっしゃっています。
ココット鍋って?
そんな廣川さんの土鍋、今回入荷した中に『ココット鍋』という名称の土鍋があります。
ココットと言えば、卵のココットのように器に入れてオーブンで焼いて食卓に出す料理というイメージしかなく、ちょっと戸惑いました。
洋風土鍋???
普通の土鍋とどう違うのか、あれこれ見比べてみたところ・・・見つけた!
蓋と受けの部分の作りが違うんです。
廣川純さんのココット鍋をどう使う?
ココット鍋を検索してみると、AIが『調理後そのままテーブルにサーブできる鍋で、保温効果が高く、さまざまな形やサイズ、素材がある。フランス語で「円形もしくは楕円形をした、耐熱性のある容器・型」を意味し、陶器製、ガラス製、鉄製などがある。』という説明を表示してくれました。
廣川さんのココット鍋は、鋳物よりふっくら柔らかにコトコト煮込んで調理できる気がします。
これでお魚を丸ごと入れてお野菜とコトコト煮込んでみたい。
豚肉の煮込みも美味しそう、と想像が広がります。
鍋本体がフラットなので洗いやすいのも良いですね。
また、普通の土鍋と違って蒸気が出る穴が無いので、無水鍋のようにも使えるかも?
実際にはやってみないとわかりませんが、少ない汁気で蒸し料理風の調理はきっと美味しくできると思います。
何を作ろうかな
土鍋でふっくら柔らか、遠赤外線効果も
土鍋は、ご存じのように保温力に優れています。鍋料理の締めのおじや、卵を溶き入れてちょうど良いぐあいに火が通るのも土鍋ならでは。
煮豆など和風の煮物はもちろん、シチューなど洋風の煮込み料理も、鋳物やステンレスの煮込み鍋にくらべて優しく煮込める気がします。ジャムにもおすすめです。
冒頭に書いたように、廣川さんの土鍋は耐熱仕様で焼いたり炒めたりにも使うことができます。焦げ付いたら金たわしでこすっても問題はないそうです。
また、蓋のつまみは空洞になっているので、熱さが伝わりにくくなっているのも嬉しい心づかいです。
廣川さんの土鍋では、いわゆる水炊きだけに限らず、ポトフやシチューにカレー、パエリアやあさりのワイン蒸し、オイルフォンジュに茶碗蒸しも作れちゃいます。
ふだんの家庭料理にどんどん使って欲しいと、廣川さんの言。
廣川純さんの土鍋で、いろいろなお料理に挑戦してくださいね。
※廣川純さんの土鍋は、直火専用。IHでは使用できません、ご注意ください。
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