【作家訪問】岩﨑晴彦さん|土の温もりとシャープな線が調和する器づくり(金沢・大野町)

金沢・大野町の路地裏にある工房へ

金沢市の港町・大野町。
麹あんの看板を目印に、細い路地をそっと入った先にあるのが、作家・岩﨑晴彦さんのお店「Suetukuri」と工房です。

静かな住宅街の一角に、自然と溶け込むように佇むその場所には、どこか懐かしさと温かさが漂っていました。

岩﨑さんの第一印象は「優しさ」

岩﨑さんに初めてご挨拶したとき、ふと感じたのはその優しいお人柄。
自然体で、柔らかい空気をまとった方で、作品にもその雰囲気がよく表れています。

やはり人気の作家さんで、普段はなかなか作品を手に入れるのが難しいのですが、今回はありがたいことに、いくつか分けていただくことができました。

土の香りとシャープな線が魅力の器たち

岩﨑さんの作品は、土の風合いをしっかりと残しながらも、どこか洗練された佇まい。
土の温もりを感じる柔らかさと、シャープに整えられたラインが絶妙なバランスで共存しています。

シンプルだけど印象に残る――そんな器たちは、日常使いにも、特別な場面にもぴったり。

幻の黄色「中国の黄土」から生まれる色彩

特に目を引いたのは、優しい黄色の器。
この色は、中国の黄土を使って表現しているそうです。

ただ、その黄土が現在はほとんど手に入らなくなってきており、今後はこの美しい黄色の作品にもなかなか出会えなくなってしまうかもしれません。

まさに一期一会。
この色に出会えたことが、今回の訪問の中でも特別な出来事のひとつとなりました。

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