山あいの窯元「べんべん窯」へ
滋賀県甲賀市の山中にある、陶芸作家・岡崎勉さんの窯元「べんべん窯」を訪ねてきました。
ナビに導かれるまま車を進めていくと、
道幅はどんどん狭くなり、対向車とすれ違うのも難しいほどの細い山道に…。
「本当にこの先に窯があるの?」と少し不安になりながらも進んでいくと——
木々に囲まれた静かな場所に、べんべん窯が姿を現しました。
勉さんと、その仲間たち
出迎えてくださったのは、気さくで優しい岡崎勉さんと、そのご友人。
15年来の陶芸仲間だそうで、勉さんの器に惚れ込み、
ご自宅の食器棚にはご自身の作品と、勉さんの器ばかりだとか。
おふたりの信頼関係と、器への深い愛情が感じられる温かなやりとりに、
こちらまで心が和みました。
男らしく、力強い作品たち
広々とした陶房には、岡崎さんの作品がずらり。
その佇まいはまさに、作り手である勉さんの雰囲気そのもの。
どれも力強く、どこか潔いフォルムが印象的です。

見た目の迫力とは裏腹に、器ひとつひとつが「使う人」のことを丁寧に考えて作られていて、
日常使いしやすいと評判なのも納得です。
あたたかい時間と、安心の帰り道

気さくなお話しぶりで、あっという間に場を和ませてくれる勉さん。
私もすっかりくつろいで、ほっこりとした時間を過ごさせていただきました。
帰りは、勉さんに教えていただいた“おすすめルート”を通ると、
すぐに広い道路に出られ、新名神のインターまでもすぐ!
行きとは打って変わって、スムーズに帰路につけました。
勉さん、素敵なひとときをありがとうございました!