金沢駅から車で約15分、港町の風情を残す「大野町(おおのまち)」をご存知でしょうか?
かつては数多くの醤油蔵が軒を連ねていた歴史あるこの町は、今ではその名残を感じさせる建物の中に、おしゃれなカフェや個性的なショップが立ち並ぶ注目エリアです。
そんな大野町にある元・醤油蔵をアトリエとして活用し、静かに制作を続ける陶芸家・宅間祐子さん。「たくまポタリー」の屋号で、やさしい風合いの器を生み出しています。

醤油蔵をリノベーションした工房で、ひとつひとつ丁寧に
高い天井と木のぬくもりを感じる古い建物の中で、宅間さんは一人で作陶に向き合っていらっしゃいました。その空間には、ゆったりとした時間が流れ、作品が生まれるまでの物語まで感じられるようです。
作品から伝わるのは、作家ご本人のあたたかい人柄。素朴でありながらも品があり、食卓にそっと寄り添うようなやさしさが魅力です。
心を和ませる、たくまポタリーの器たち

ひとつひとつ、形も色も少しずつ異なる器たちは、まさに「暮らしの中で使いたくなるうつわ」。
手に取った瞬間、思わず「これ、うちに連れて帰りたい」と思ってしまうほど魅力的です。
たくまポタリーさんの作品は非常に人気が高く、現在はなかなか注文に追いつかないとのこと。今回は、そんな中から特別に、少しだけ素敵な器を分けていただくことができました。
最後に
暮らしに寄り添い、日々をやさしく彩ってくれる器を探している方にこそ、たくまポタリーさんの作品はおすすめです。
ぜひ店頭で、手に取ってそのぬくもりを感じてみてください。