金沢といえば、やっぱり 「九谷焼」。歴史あるこの伝統工芸は、全国から注目を集める焼き物の一つです。今回は、そんな九谷焼の作家さんに出会えるギャラリー 「ななかまど」さんにおじゃましてきました。
店内には心ときめく器がずらり。
金沢はクラフト好きにはたまらない街
実は金沢、陶芸をはじめとするアートが盛んな土地。作家さんの活動を行政もバックアップしており、創作に打ち込める環境が整っています。
そんなアートの街・金沢で、自然に囲まれた素敵な場所にあるのが「ななかまど」さん。
市街地から車でおよそ30分。途中、車がすれ違えるか心配になるような細道を進んでいくと、木々に包まれた静かな空間が現れます。
山の中にある温かなギャラリー「ななかまど」
「ななかまど」さんは、ご夫婦で作品作りをされている工房兼ギャラリー。
2階には広々としたギャラリースペースがあり、思わず「わあっ」と声をあげてしまうような、心躍る作品が並びます。
どの器も表情が違って、見ていて飽きません。

手描きのぬくもり感じる九谷焼の器たち
こちらの作家さんは、九谷陶苑で修行を積まれた後、自由な発想で絵付けを楽しんでいらっしゃいます。
手描きのため、同じ絵柄でも全てが一点物。それぞれに個性があり、選ぶ楽しみがあります。
やわらかな色合いと、優しいタッチの絵柄は、どれもほっこりするものばかり。思わず手に取ってしまう可愛さです。
和にも洋にも映えるうつわたち
「ななかまど」さんの器は、和食はもちろん、洋食にも合いそうなデザインが魅力。日々の食卓をパッと華やかにしてくれます。
また、土鍋や鉢物など、これからの寒い季節に活躍しそうなアイテムも充実。冬支度が楽しくなりそうです。
作家の器に出会うなら、金沢・ななかまどへ
自然に囲まれた静かな場所で、手仕事の美しさに触れられる「ななかまど」さん。
金沢旅行の際には、少し足を伸ばして、ぜひ訪れてみてください。うつわ好きさんなら、きっとお気に入りの一枚に出会えるはずです。