新井尋詞・中村明美 二人展～開催のお知らせ

遊び心満載のお二人～新井尋詞・中村明美～最終2日間には新井さんの実演も

このたび、うつわギャラリー陶和では
《新井尋詞・中村明美 二人展》 を開催いたします。

独特の世界観と確かな手仕事を持つお二人の作品が並ぶ、特別な9日間。
それぞれの個性が響き合い、店内に広がるのは「明るく、楽しい」空気感。
梅雨の合間に、心弾む器との出会いをお楽しみください

そして、期間最終の2日間、7/5(土）、6(日）には、新井尋詞が在廊予定です。
新井さんの器の特徴である『階段』
この取り付けを何と陶和店内で実演してくださいます。
ファン必見です。

皆様のお越しをお待ちしております。

作家紹介～新井尋詞

まったりと少し黄色がかった化粧土が温かい雰囲気を

常滑の新井さんの陶房にお伺いしたのは約8年前。陶和のお店を始める準備をしているころでした。
店主自身も大好きな化粧土の仕上げの器に心が動かされたのを今でも覚えています。

新井さんの化粧は、白ではなく少し黄色がかっているのが特徴。
まったりとした化粧に黄色がより温かさをプラス。
ところどころ焦げた感じもみえて新井さんのお人柄が表れているかのようです。

新井さんの代表作といえば、階段シリーズ。
1階のドアから2階のドアにぐるりと続く階段。いろいろな想像が膨らみ、カップと一緒に語りあえそうです。

階段以外にも新井さんの器はどれも温かみがあり、オブジェや花器、鉢やどんぶりも独特の温かみを感じることができます。

７月5日(土)、6日(日)、人気の階段シリーズ実演も予定

今回は、二人展の後半の週末に新井さんに在朗いただきます。
階段シリーズの実演や作陶のお話などいろいろとお伺いしたいと思いますので、皆様もどうぞお越しください。

作家紹介～中村明美

手に取る人を思わず笑顔にしてくれる遊び心満載

北海道札幌と茨城県笠間に陶房を構え作陶を続けられる中村さん
中村さんの器は、動物たち（パンダ、豚、カエル・蜂・ロボットなど）器を手に取る人を思わず笑顔にしてくれる器ばかり。

最初にロボットの植木鉢を見たときの感動は今も忘れられません。
細かく。精工に再現されたロボット。手の部分いはカードを挟むこともできる遊び心。

そして前回の個展でも、陶和の店内を明るく楽しく彩ってくれた天井から下げるオブジェたち。気球やヘリコプターなどまるで異次元の世界に飛び込んだような気分になれます。

絵柄は色の化粧土で。お手入れも以外と簡単

中村さんの作品は黒土の部分は焼き締め（無釉）絵柄の部分は色の化粧土で描かれています。
直接、食品や飲み物が触れる部分には、釉薬がかかっているので染みこみも防げてお手入れも簡単です。

「共通点は化粧土」の新井尋詞さん、中村明美さんの作品をお楽しみください

今回、作品の雰囲気は違うお2人ですが、化粧土を施して作品を作られるという共通点があります。
まったり温かみのあるシンプルな新井さんから、化粧土で表現するかわいい絵柄の中村さん・・
お2人の心のこもった作品をどうぞお楽しみください。